Kindle ガジェット

Amazon Kindleとは??電子書籍の世界に足を踏み入れよう!!

KindleとはAmazonの提供する電子書籍サービスの総称です。
各種電子書籍サービスの中でも「楽天Kobo」、「LINEマンガ」を差し置いて日本で最も利用されている電子書籍サービスがこの「Amazon Kindle」となります。

  • Kindleとは何??
  • Kindleで電子書籍を読むためにはどうしたらいいの??
  • 紙書籍と比較して、電子書籍Kindleのメリット、デメリットは??

10年近くKindleに触れてきた私が、そんなあなたの疑問にお答えします。

Amazon Kindleとは

  • 1度購入すると、パソコン、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、ブラウザで読むことのできる電子書籍
  • スマートフォン、タブレットで読むには無料の専用アプリを利用
  • パソコンから読むには無料の専用アプリまたはMicrosoft Edge, Chrome, Firefox, Safariなどのブラウザを利用
  • Kindle, Kindle Paperwhite, Kindle Oasisという専用の電子書籍リーダーを利用
  • Kindle書籍はAmazonからのみ購入可能

紙書籍でよくない??Kindleにする必要ある??

ママ
パパ

紙書籍には、紙書籍のいいところはあるよね。
ただ「検索」できたり、「保管場所」がいらないなど、Kindleにもいいところがたくさんあるよ。

Amazon Kindleとは

PDFなどの「電子ファイル」とKindleなどの「電子書籍」の違いって何??

ママ
パパ

PDFなどの「電子ファイル」は利用者が運用管理するんだけど、これが結構大変なんだよね。
Kindle などの「電子書籍」はAmazonがかなりの部分を運用管理を代行してくれるから楽だよ。

手で触れることのできる「紙書籍」に対して、スマホやパソコンなどで読む本のことを「電子書籍」といいます。
スマホやパソコンでは、「電子書籍」の他にPDFなどの「電子ファイル」として本を読むことも可能です。

PDFなどの「電子ファイル」は、紛失したり、消えたりしないようにファイル1つ1つ利用者が管理します。
例えばスマホに保存した「電子ファイル」は、スマホが壊れると読めないので事前に別の場所にも保存する必要があります。
1つ1つのファイルに対して毎回バックアップすることは簡単なようでなかなか大変です。

でも、Kindle版を購入するとこの管理作業をAmazonが代行してくれます。
間違えて本を削除しても、スマホが故障しても、Amazonから再度書籍を入手することができるのです。

紙書籍でマーカーを使って線を引くことがありますが、Kindleでも同様なことができます。
Kindle ではこれを「ハイライト」といいますが、スマホで「ハイライト」した箇所はパソコンでも「ハイライト」が反映されるのです。
また、読みすすめたページまでスマホ、タブレット、PCなどで同期する便利な機能もあります。

Amazon Kindleの購入方法

Amazon.comで本を購入しようとすると「Kindle版(電子書籍)」、「Audible版」、「単行本」などが選択できます。
この「Kindle版(電子書籍)」を選択することでKindle版の電子書籍を買うことができます。
ちなみに「Audible版」は音声で本を視聴するオーディオブックで、「単行本(ソフトカバー)」は従来の紙書籍となります。

図を見ると「Kindle版が¥1,782」で、「単行本が¥1,980円」となっていて、Kindle版の方が安いことがわかりますね。
Kindle版の電子書籍は購入価格が安いですが、単行本のようにBookoffなどの古本屋で売ることができません。

Amazon Kindleの書籍はどうやって読むの??

Windows / Macのアプリ

WindowsでKindle版の書籍を読むには「Kindle for PC」という無料アプリをAmazonからダウンロードして使います。
MacでKindle版の書籍を読む場合は「Kindle for Mac」です。

Macでの表示イメージ

スマホ / タブレットのアプリ

AndroidでKindle版の書籍を読むには「Kindle電子書籍リーダー:人気小説や無料漫画、雑誌も多数」という無料アプリをGoogle Playからダウンロードして使います。
iOS(iPhone, iPad)でKindle版の書籍を読む場合は「Kindle」です。

iPhoneでの表示イメージ

電子書籍リーダー

Kindleの電子書籍を読むためだけのリーダーが、現在3種類あります。
唯一、カラーで表示できない端末でもあります。
しかし、これら3台は電子ペーパーであるため紙書籍のように読書をしても疲れない製品でもあります。

Kindle Oasisでの表示イメージ

Microsoft Edge, Chrome, Firefox, Safariなどのブラウザ

Microsoft Edge, Chrome, Firefox, SafariなどのブラウザからKindle Cloud Readerにアクセスして読むことができます。

Mac Safariにおける表示イメージ

ただし、Kindle Cloud Readerでは読めない本があります。
下の図のようにCloudReaderが選択ができるものであれば、Kindle Cloud Readerで読むことが可能です。

筆者の経験では、以下の書籍が読めました。

  • 洋書全般
  • 和書のうち固定レイアウトのもの(漫画、雑誌など)

すなわち、サイズが決まっていない画面に表示することを想定した「リフロー型」の書籍はKindle Cloud Readerでは読めません

Amazon Kindleのメリット

購入してすぐに読書を開始できる

紙書籍は、書店まで足を運んだり、インターネットで購入して受け取るまで読書を開始することができません。
在庫がないときは待たされたりもしますよね。

Amazon Kindleなどの電子書籍は在庫がなくなることがありません。
注文を確定するとダウンロードして、すぐに読み始めることができます

辞書機能

Kindleアプリや電子書籍リーダーには、デジタル大辞林、プログレッシブ英和中辞典などの電子辞書が付属しています。
意味や読み方を知りたい単語を長押しすることで、電子辞書で調べたり、Wikipediaで検索することも可能です。
これは見識の浅い分野の書籍や外国語の書籍を読むときに非常に便利な機能です。
この機能だけでも紙書籍より電子書籍を選択する十分な理由と考えています。

検索機能

「購入済みの特定の書籍」、「購入した全ての書籍」、「Amazon Kindleに販売されている書籍」から検索することが可能です。
「Amazon Kindleに販売されている書籍」の中身を読むには、もちろん購入する必要があります。
どの本に記載されていたか覚えていない時などは、スピーディに発見することができるので重宝しています。

ハイライト・メモ機能

私は紙書籍を読むとき、マーカーで気になる箇所に印をつけながら読書をしています。
そして、本を読み終えた後に印をつけたところを中心に読み返して記憶の強化を図ることがあります。
Kindleでもハイライト機能を使ってマーカーで印をつけることができます。
また、文を選択して自分の意見などのメモを記録することも可能です。

多くの人がハイライトした箇所を可視化する「ポピュラーハイライト」というKindle独自の機能があります。
私は本を読み始める前に「目次」、「はじめに」、「あとがき」を先に読みます。
Kindle本の場合はさらに、「ポピュラーハイライト」を読んで本のエッセンスを頭に入れてから読むことが多いです。

連動機能

読み進めたページが電子書籍リーダーやアプリ間で連動します。
例えば、電子書籍リーダーでp123まで読むとスマホでアプリを起動するとp123に移動するか聞かれるので、容易に続きを読むことができます。

ハイライト・メモ機能も電子書籍リーダーとアプリ間で連動します。
電子書籍リーダーでハイライトするとパソコンのアプリにも反映されるので、メモアプリに転記して読書ノートを作成することが可能です。

保管場所が不要・携帯性が抜群

Kindleの電子書籍を買いはじめてから10年近くたちました。
今ではKindle版があれば紙書籍を差し置いて購入するようにしています。
結果、天井の高さまであった本箱4つ処分することができたので家の中がすっきりしました。
電子書籍であれば処分する必要がないので「本とお別れする」必要がないし、「処分する労力も不要」になったのも嬉しい限りです。

また、スマホや電子書籍リーダーに軽く100冊以上入れて持ち運びできるのもKindleなどの電子書籍の魅力です。

Amazon Kindleのデメリット

AmazonがKindleから撤退したら全ての本を失う

もし、Amazonが「Kindleやめます!!」と言えば今ままで購入してきたKindleの書籍が読めないようになります。
世界最大のインターネット通販企業が電子書籍から撤退するとは、おそらくパラダイムシフトが起きているときですので私たちもKindleを利用しないようになっている思われます。
そうでなければ、他社がKindle事業の譲渡を受けて運営を継続しているものと予想しています。

売ったり、貸し借りができない

紙書籍は売ったり貸したりすることが可能ですが、Kindleの書籍はこれができません。
Kindle版は紙書籍と異なり、セールがおこなわれますのでかなり安く購入できたりしますので気にする必要はないかと思います。
ただ、人に貸したりすることができないのはデメリットかもしれません。

まとめ

Kindleとは、Amazonの提供する電子書籍サービスです。
スマートフォン、タブレット、パソコン、MacにAmazonの提供する無料のアプリを入れることで電子書籍を読むことができます。
また、Kindle Paperwhiteなど目に優しい電子書籍リーダーもオススメです。

Kindleの書籍は、Amazonから1度購入するとパソコン、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、ブラウザで読むことができます。
紙書籍にしかない魅力は十分ありますが、検索ができたり、本箱がいらない、数百冊の本を持ち歩けるなど、紙書籍にはない利便性がKindleにはたくさんありますので是非試してみることをオススメします。

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